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ジャンプ三大新連載をまとめてみる Nao・review
いつもご高覧ありがとうございます、PC死亡寸前で頭を悩ませる管理人・水瀬です。
今回より副管理人…というわけではないのですが、痕跡症候群にゲストをお呼びして、レビューを書いてもらいました。
今後このNaoさんという方と一緒に皆様を楽しませることが出来たらいいなぁ…と思っています。
中々忙しい方なのでここで連載することは多くはないと思いますが、楽しみにしていてください。
それでは今回はジャンプ3大新連載のレビィーです。
今更「第一話のレビューかよ!」と突っ込まれる方もいるとは思いますがご愛嬌ということで(笑)
それではNaoさんのレビューをお楽しみください。
早くも新年号を迎え、怒涛の新連載ラッシュを控えている週刊少年ジャンプ。
『超巨弾新連載』と銘打ちスタートした『ラルΩグラド』にスポットを当ててみたいと思います。
作者は『ヒカルの碁』『DEATH NOTE』などの作品で社会現象を巻き起こした小畑健。
原作の鷹野常雄という人は謎のベールに包まれており、『DEATH NOTE』の原作者・大場つぐみ同様、その正体には様々な憶測が飛び交っているようですが、ググってみたところのアンケート予想によると、1位が
田代まさし
だったのでどうでもよくなりました。
さて、早速ですが本編をサラサラ〜っと見ていきたいと思います。
以下あらすじ。
人間が地球を滅ぼす前に、人類を排除しようとする「カゲ」と呼ばれる存在。
カゲは生物に寄生あるいは宿主を侵食し、実体化する。
15年前のとある戦中、一人の赤ん坊の中からドラゴンの姿をしたカゲが現れ、周囲を焼き払った。
その力に恐怖したロイは、赤ん坊を光の届かない城の地下牢に幽閉した。
そして15年後…
物語は、15年間を地下牢の闇の中で過ごした少年ラルと、彼の中に巣食うカゲ・グラドとの会話から始まります。
彼らは外の世界に出ることを望んでいました。
しかし、ロイが
15年越しでヘタレていたばかりに、叶うことはありませんでした。
カゲの群れによる侵略にいよいよ耐え切れなくなったロイは、メガネっ娘ミオ先生の説得や民衆の訴えを受け、ようやくラルを牢から解放することにしました。

あけましておめでとう!
新年に合わせてくす玉を割るとは、原作者は今回もガモウひろ椎野ではないでしょうか。
これで擬音が
「バビョーン!」
なら
バンバンハネ満
だったので残念です。
解放後間もなく、ラルはグラドとの約束に従い、自らを闇に閉じ込めたロイを殺害。
ヘタレていた15年間の意義がこれ以上ない形で証明された瞬間です。
これにより不信感を爆発させた兵士たちがラルに襲い掛かります。
身を呈してラルを庇うミオ先生。
そんな彼女の姿を見て、自分と体のつくりが違うことに気付いたラルは、ミオの服をビリリと引き裂きます。
「おまえやわらかくて気持ちいいな」
「いいにおいもする」
「(下腹部をのぞきながら)ここは?」
好奇心旺盛なラル。無抵抗のミオ。
興奮する読者。
ラルにいいように扱われながらも、まんざらではなさそうなミオ先生を見て、一瞬、
なんで東城とアベンジャーが絡んでるのだろう
という幻覚に陥りました。
自らのしたことに戸惑うラルに対し、
「女の子の事教えられなかった私のせいだから」と、
女の子って教えてもらうものなんだと小学生が勘違いしそうな献身的セリフを吐くミオ先生。
そんな彼女を抱き抱え、「俺に女の事教えてくれ」と
お前知っててやってるだろと問いたくなるような素直すぎる行動に出るラル。
躊躇するミオ先生にラルは、「カゲを倒したら女を教えろ」と取引を提示します。
喜んで約束するミオ。気合十分のラル。
席を立つPTA。
女は知らないけど資本主義が分かっているとは末恐ろしい少年です。
ラルとミオが思わせ振りな口約束を交わしたせいで、この後始まる
戦闘シーンの視聴率
が気になるところですが、
私も一気に最終ページまで読み飛ばしたいという衝動を抑えて読み進めます。
城に群がるカゲの前に立ち塞がるラルと彼の影から現れたグラドを見たカゲたちは口々に
「ファースト(寄生型)」だ「サード(増殖型)」だとその正体を推論します。
ラル「俺はファーストでもサードでもない」

「フレンドかな?」
うまいこと言ってないで
早くミオとフレンドになれよ
という突っ込みはさておき、その後、ラルとグラドが圧倒的な強さで一方的にカゲを粉砕して戦闘は終了。
イベントシーン以外はスキップというシステムは漫画にも適用されているようで非常にありがたい。
「はやくはやく」
「ちょっと待ってね、今行くから」
イベントシーンキタ━(゚∀゚)━!
漫画なので
スキップが解除できなくてあせる
というポカをやらかすこともなく、じっくりとミオ先生を舐め回すように眺めることができます。
音声ボタンはないのか!(あるわけがない)
ハイテンションでベッドに横になりながらバナナを頬張り、「外ってこんなにきれいだったんだな」と漏らすラル。
お前がバナナ食ってどうすんだよと突っ込みつつ次のページに行くと
準備万端のミオ先生をよそに、ラルあっさり寝落ち。
お前は答えてねっとか。(知りたいときに落ちてるので)
しかし、女性の知識が全くない少年にいきなり床技を伝授しようとは、初めてヤング雑誌に挑戦した中学生が
ユリア100式を見て地下に潜っていく以上に不幸なことだと思うのですが…。
第1話を見た限りでは、今後の展開などにつきましても、何とも判断し難い印象を受けましたが
元々がXbox360というゲーム機とのメディアミックス
加えてデスノートの小畑健、謎の原作者・鷹野常雄と話題には事欠かない作品でしたので、
賛否にかかわらず、このラルグラド熱、もうしばらくは続くのではないでしょうか。
私も、ちょっと今から
下半身に巣食うサード(増殖型)
をやっつけてこようと思います。
皆さんのはファーストですか?サードですか?
それとも
フレンドですか?(ブラザーです)
さてさて年の瀬というにも早すぎる12月中旬ですが、少年ジャンプは早くも新年第2号。
という冒頭を書いてから2週間放置していたせいで、
年が明けてしまいました。
新連載レビューとはいうけれど、
ラルグラドは既に第5話を迎えているという不思議。
悪いのは俺じゃない。
締め切りを作らなかった痕跡症候群だ。(どーん!)
さて第2号からも、編集部が超巨弾新連載第2弾!と大々的に送り出した連載が始まりました。
タイトルは
『神力契約者(コントラクター)M&Y』、
作者は暁月あきら大先生です!
私はこの作者を知らないんですけど、調べてみたところ、どうやらかつては成人向けの漫画を買いていらしたそうで、今回は満を持しての少年誌連載ということになるのでしょうか。
お前とは別の雑誌で会いたかったぜ…
【あらすじ】
火・水・地・風
4つの『神力』を司る八百万の神々と神力契約(コントラクト)し、大いなる災厄を運ぶ災獣(サイガイスト)と戦う『神力契約者(コントラクター)』。
災獣を狩るため、とある中学校へと派遣されてきた神力契約者、朱雀ミコトと従者の白虎優名が、正義感の強い報道部員の桜葉洸太を巻き込み、災獣と派手な戦いを繰り広げる。
う、うーん…
パンチのないファンタジーアクションという、良くも悪くもジャンプっぽい作品だなぁと思うのですが、編集部は今頃、
「とんだサイガイストを召喚してしまった…」
と頭を抱えているのではないでしょうか。
さて、冒頭の舞台は大シケの海岸。
中学生の桜葉洸太が、海難事故が多発しているという海岸の調査に訪れています。
冒頭から説明口調が多い
のが若干気になりますが、編集部が
ホップステップ賞の応募作品を間違えて掲載してしまった
ということにして納得します。(古)
さて桜葉くんは、津波に飲まれて大ピンチ!しかも海の中でバケモノ(災獣)につかまり絶体絶命!
その時、響き渡る契約の言葉!
「神力契約!(コントラクト)」
風の渦に包まれた桜葉くんはそのまま海岸に投げ出され、窮地を脱します。
突如現れた謎の少年。そして響き渡る契約の言葉!
「神力契約!(コントラクト)」
不思議な力を使い、その小さな身体で災獣に立ち向かう少年。
隙をついて逃走を図る災獣。
謎の美女の口から響き渡る契約の言葉!
「神力契いいかげんにしろ。
冒頭から全力で戦闘。
そんなに契約したいのなら
ソフトバンクとしてやれよ
という気分で一杯です。
翌日、神力契約者の二人・朱雀ミコトと白虎優名が、それぞれ転校生・副担任として桜葉少年のクラスにやって来ます。
ところでこの神力契約者の少年・朱雀ミコト。
口癖なのか、何かを話す度いちいち「うな」って言うのがうざすぎます。
「うな、そうじゃ小僧!」
「うな、強力な災獣反応の出ておる場所じゃ!」
「う、うなー!」
がお…
う、うぜぇー!
キャラ立てようとして
読者の腹を立てる
とは、新年早々うまくもなんともありません。
気象庁より緊急入電!(急展開)
海底での大地震が観測され、辺りは物々しい雰囲気に。
すると突然、蛇口の中から災獣が!
不意打ちを受けたミコトはひるみながらも、大技を繰り出して敵を叩っ斬ります。

「一撃で倒せばノープロ・ジャスティス!」
すごいぞミコト!強いぞミコト!
これが
二撃目である
ということを除けば完璧な戦い振りでした。
しかし、大技を使った反動で倒れてしまうミコト。
ここで我らが優名先生の出番です!
解説のためだけに描かれたとしか思えない
優名先生の出番です!
「神力には…その属性によって強い場所・弱い場所があるのです
例えば、ここは海が近いので『水』の神力以外は十分に使う事が出来ません」
なるほど。つまり火の神力契約しかしていないミコトにこの戦いは不利であったと。
ごめん、その設定
最近NARUTOで見かけました。
その後、この災獣は使い魔だったことが判明。
こいつらを操っている本体を探して、3人は強力な災獣反応のある戦艦島に向かいます。
この戦艦島には戦艦の形をした巨大な岬があるのだが、なんと災獣本体は、この戦艦岬に姿を変えて潜んでいたのだ!
カマキリでももっとうまく隠れるよ。
そうこうしているうちに戦闘開始。
ミコトは即座に神力契約して応戦します。
さっき力使い果たして倒れてい(ry
災獣は地面を液状化するという
柳田理科雄に怒られそうな攻撃で3人を追い詰めます。
地面を使えないミコトは、優名先生の風の神力の助力で高度から攻撃するなど手を尽くしますが、どれもダメージを与えるには至らず、神力が切れてしまったミコトは災獣が引き起こした津波にのまれてしまいます。
が、次の瞬間!
なんと海の中から火柱が現れたではないか。
実はここ、かつては海上鉱山だったため、海底にマグマが流れていたのだ!
その力を得て、ミコト復活!

水を得た魚状態のミコト、しかしその腕の中には…
ゆ、優名先生燃えてるーッッ!!
しかし驚くのはまだ早い。
なんと、少年だったミコトが大人の姿に!


Before
After
大量の神力を取り込むと大人の姿になってしまうという、
取りあえず片倉政憲には謝っておいたほうがいい
トンデモ変身術を披露。
終盤にきてこのやんちゃ。
とても手に負えません。
ミコト「ここから先は、ワシに任せろ」
最初からお前しか戦ってなかっただろ
と突っ込みつつ、
トドメの必殺技『超神力火炎斬(ジャスティス・オブ・フレイムバード)』で災獣を撃破。
こういうのって
台湾だったら大人気なのかなぁ
と遠い目でエピローグに進みますと、「ワシらにはまだまだやることがあるのじゃ」と言って学校を去ろうとする二人の姿。
「もうちっとだけ続くんじゃ」
よりも先のなさそうな台詞に不安がよぎりますが、案の定、次のページでは彼らが戻ってきて、この街の災獣問題を解決するまでは云々という別れと見せかけて実は違いました、という古典的なオチで終了。
うわー、あるある。
悲しい別れと見せかけて翌日フツーに再会するパターンね。
あるわー。
引くわー。(引く必要はない)
えー、まぁ全体を通しまして、とりあえず今後どう話を広げられるのかが非常に気がかりです。
「連載するからには頑張ってほしいなぁ」と思いながら読んだにしては、<
B>少しも褒めることが出来なかった
我が非力振りを、そして
『ノープロ・ジャスティス』
のフレーズがをちょっと気に入っている自分が許せない。
ま、まぁあれですよ。
株なら今が仕込み時ですよ。
タイトルも
M&Aっぽいし。(間違えません)
人気なくてもノープロ・ジャスティス!(死活問題です)
新連載第3弾は、『シャーマンキング』で一大憑依ブーム(何それ)を巻き起こした
武井宏之先生の『重機人間ユンボル』です。
まさか重機を扱うとは。
スポンサーにコマツでもついているのでしょうか。
【あらすじ】
かつて大災害により崩壊した世界は、新たなる復興へ向け、工事の力モノを言う時代大工時代を迎えていた。
ドヴォーク国姫リベッタのナイト、バル・クロウ率いるドヴォーク重騎士団は、国民の生活を守るため、重機「ユンボル」を駆り、世界の復興を目指していたが、バルは仲間の一人・ボリングの裏切りにより、超帝国を作り上げたゲンバー大王により殺される。
5年後、故・ドカルト博士と女性助手の力により、少年の姿をした重機人間ユンボルとして生まれ変わったバルは、その強大な力を使い、壊滅したチームの生き残り・ニッパーとともに、ゲンバーに戦いを挑む。
重機の力で悪事に立ち向かうという
D-LIVEかユンボルか
とも言われる当作ですが、重機人間というだけあって、ただ重機同士の戦闘を描くのではなくヒトと重機との合成により生まれ、過酷な運命と使命を背負って戦いの中に身を置くバル・クロウの悲哀を中心に描かれています。
「てめーの道は、てめーで作るぜ」
か、カッコイイ…
私的2007年度名台詞集ランキングでは、
「ノープロ・ジャスティス」を抜いて現在トップです。
ユンボルバルとして目覚めたバルは、鏡に映った自分の姿を見て驚愕します。


子供チンコはノープロ・ジャスティス
まぁ可愛らしい。
これが同人誌になると「おわわっ、コイツ言うこときかねぇぞ!」とか
「これじゃあユンボルじゃなくてシンボルね」
などと言われるのでしょうが(うまくない)そういう目で見てみると、なんだか
やられたガンタンク
にも見えるような気がします。
お、オラ知ってるだ… こ、こういうのってあれだべ、ショタってんだべ。
まぁこの辺りはセックス描写の多い少女マンガに対するアンチテーゼのようなものということで納得するとして(絶対違う)
街に繰り出したバルは、民衆にちょっかいを出していたゲンバー帝国の工員を一蹴するも帝国を恐れる民衆からバケモノとののしられ、傷心のままとあるバーへ。
そこで堕落しきったかつての仲間・ニッパと再会。
リベッタ姫が行方不明だと知ったバルは、半ば強引にニッパを連れて、彼らを裏切ったボリングを倒し、姫の行方を聞き出すことにします。
かくして敵地に乗り込んだバルとニッパですが、
バルはボリングの不意打ちをくらい、彼方にぶっ飛ばされてしまいます。
一方、ニッパにぶっとい杭を突きつけながら、かつてのバルに対する愚痴をぶちまけるボリング。
「ありゃバルクロウじゃなくてバカヤロウだなウヒヒヒヒ」などと
「えりこクン、お茶!」でも中々見られないダジャレ
を交えつつ語るボリング。
この発言に憤慨したニッパの「お前もビビってんだろ?あの子小さいけど隊長にそっくりだもんな」という煽りに怒ったボリングが、ニッパに向けて鉄杭を振り下ろします。
その窮地を救うべくバルが再登場!

ウ○コ型に潰れた鉄杭
これは鉄杭がつぶれてこの形になったのか、それともバルの手が変形して食い止めたのか、はたまた
少女マンガに対するアンチテーゼなのか
は分かりませんが、これはもう、
どっからどう見ても巻きグ…

俺の仕事取るなよボリング。
的確な突っ込みを入れるだけの冷静さを保ちつつ、特攻を仕掛けてくるボリングに、ついにバルの必殺技が炸裂する!


バル「オレのショベル!!」
ボリング「オレのハウス!!」
読者「オレのテンション…」
私は武井先生の代表作「シャーマンキング」をいとうえいの作品でしか読んだことがないので分からないのですが、シャーマンキングの必殺技も変わったネーミングのものが多かったのでしょうか。
それにしてもオレのショベル。
押尾学の「オレのロック」も大分信用できませんでしたがここまでストレートですと、むしろ気持ちが良いです。
かくしてボリングを撃破し、いよいよリベッタ姫の行方を聞き出そうとしたその時、バルの前に、彼を重機人間にしたドカルト博士の助手が現れ、何やら不穏な流れに。
助手「これでも姫はお前をユンボルにするため苦労もしたのだぞ」
!?
助手「そなたの姫はここにおる」
そんな急展開が!?

編集が驚くな。
バルの命を救った助手が正体を明かしたところで連載第一回は終了したわけですが、どうも全体的に強引な展開が多いように見受けられました。
まぁこういったSFモノですとナチュラルに展開させるのは難しいのかもしれませんが、バル以外の重機が何だかよく分からない特徴のない建機ばかりだったので、今後、バルのような少年型のユンボルの登場が期待されるところですね。
特定の層に需要があるはずです。
今年度、スタートしたジャンプの新連載3作品を改めて読み返し、
一体どこの層の読者を取り込もうとしているのか
非常に疑問な部分はありますが、「ラルグラド」は、
予想以上に直進し続けていますし、
「神力契約者M&Y」に関しましては、四神よりも
集英社との契約を心配してほしい
状態ですし、今回の「重機人間ユンボル」も
各サークルのリメーク待ち
という感じですし、(私だけです)
しばらくは皆さん、温かい目で新連載陣の動向を見守りましょう!(展開も気にしましょう)
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