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格闘料理人ムサシも二話目。二話目でも刃森イズムは変わっておりません。 20060630 Note book

マガジンに帰ってきた刃森先生の「格闘料理人ムサシ」も二話目です。
新連載でも二話目でも刃森イズムは何ら変化はありません。

関連:「格闘料理人ムサシ」刃森尊先生新連載開始 〔ヤマカム

【刃森イズム①】



めちゃくちゃ弱い主人公。
「ムサシ」という二刀流のサムライの名を持つ主人公ですが完璧に名前に負けています。
上記の画像は料理一筋に蹴られる主人公。
「弱い・友達いない・彼女いない暦=年齢」という三種の神器の設定があります。


【刃森イズム②】



大切な仲間、尊敬している人、もしくは友達が無実の罪を着せられる。
これは「伝説の頭 翔」にもあった展開。
不良だから、悪いんだと決め付けられます。
ここで主人公は大切な人を救うために立ち上がります。


【刃森イズム③】



やたら濃ゆい顔の大人たち。
ここぞとばかりに裏で何かやってそうな、大人たちが演出されるのも特徴。
PTA会長が個人的に好き。


【刃森イズム④】



怖い刑事。
刃森イズム③とあまり変わりませんが、「刑事」「ヤクザ」などはちょっと他の大人と違うのであえて別に紹介。
最後に必ず主人公と和解して「お前、ウチの組に来ないか?」とか「刑事になれ」と勧めるタイプでもあります。


【刃森イズム⑤】



不良だからって勝手に悪いことすると決め付けるな!
ここが一番重要な場面。
今回は「外見で判断すんな!」と言っておりますが、たしかに外見で判断してはダメだと思います。
個人的には刃森先生が一番言いたいことだと思います。
私の友人にもヤクザだかチンピラだかよくわからないヤツがいますがとっても良いヤツです。
喧嘩早いことを除けば。


【刃森イズム⑥】



「命をかけてお断りします」
「伝説の頭 翔」にもヤクザから「組に来ないか」と誘われる場面がよくありましたが、この誘われる展開も「翔」から変化しておりません。
そして自分の道を良しと信じる主人公は「かっこよく断ります」。


【命かけて考察】

連載開始の前は「ガラっと作風変わったらどうしよう」と思っていましたが、全然変わっていないし展開も翔とあまり変わってないみたいなので、ある意味安心しました。

私は同じよ…じゃなかったこういう展開が毎回続いたとしても刃森先生のことを応援しております。


【注】

①あくまで私の考えをまとめてみましたので、捉え方は皆さんとかなり違ったりちょっと違ったりします。
②「翔」の前の連載の記憶がちょっと薄れているので違うところもあるかもしれませんが、ご了承を。


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